当館ではパフォーマンスをより高みへと至すために
料理長二人体制で料理を創り上げております。
当館でしか叶わない二人のこだわりを
存分に味わっていただければ幸いです。
総料理長 江副大二郎
the Story of a Chef
1994年、大阪あべの調理師学校を卒業した若き青年はかつての名店、フレンチレストラン「ポトフ」から料理人人生をスタートする。
のちの「メゾンドミュゼ」総料理長 江副大二郎である。
数年後、更なる経験の為にフォーシーズンズホテル「椿山荘東京」へ。
メインダイニングから宴会まで広く研鑽を積んだ。
そして、シャトーレストラン「タユバン・ロブション」に入店。
各店舗に於いて貴重な技術を修得。
自負が付く頃、フォーシーズとなった「ロブション」にて「ラ・ターブル」「ラトリエ」「ガストロノミー」のスーシェフとして歴々のシェフを師事。
料理の奥深さを学ぶ。
機が熟した頃、ヨーロッパへ渡りスペインを中心に現地の感性を吸収。
帰国後は古巣のフォーシーズでシェフとしてスペイン料理店の立ち上げに尽力。
やがて、洋食部門の総料理長と成った彼は、数多のレストランの立ち上げからメニューの開発、宴会、ケータリング、婚礼料理に至るまで統括監修を任される事に成る。
2023年、終に「メゾンドミュゼ」の総料理長に就任。
料理人としての経験は約三十年と成っていた。
料理への探究を続けた江副はこれからもその姿勢を変えない。
この館を訪れるゲストを持て成す為に。
芸術との競演を意識した料理を作り出しながら。
2023年3月 就任取材より
料理長 藤原 裕太
the Chef who came to Maison du Musée from Rekamie
藤原がフランス料理店の厨房に初めて立ったのは中学生の時だった。
父親が経営するフレンチレストラン「レカミエ」が料理人人生のスタートである。
二十歳を過ぎた頃から、当時五反田にあった一つ星フレンチレストラン「おはらス・レストラン」で8年ほど修行を積む。
これは伝統的なフランス料理の真髄を学ぶ大きな機会となる。
日本で深く学びゆく中、フランスの日常の食事に興味を持ち更なる研鑽を求め29歳で渡仏。
パリにあるレストラン「A&M」、ブルターニュにあるビストロ「Chez Hubert」で本場のフランス料理を学ぶ。
帰国後、シャトーレストラン「ガストロノミージョエルロブション」に入店。後にスーシェフに就任。
2023年夏、「メゾンドミュゼ」の料理長に就任。
総料理長江副とともにメゾンドミュゼの料理を作り上げる。